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産前産後の専門院17(寝かしつけ編2)
産前産後の専門院院長の豆知識17(寝かしつけ編2)
※寝かしつけ編1をご覧になってない方は、今回の後でも大丈夫ですので合わせてご確認ください。
こんにちは、院長の中西です!
ということで、赤ちゃんと体温について考えたのが前回でしたね!
この体温について、意識していただきたいのは「作る」と「維持する」の2つです。
「作る」に関しては前回や過去に触れたので今回は「維持する」についてお話ししていきましょう!
せっかく作った熱を逃さないためにどんなことに気をつければ良いでしょうか?
結論私のおすすめは「お布団の温度管理」です!
敷布団も上にかけるものも両方、要は赤ちゃんのお体に触れるものですね!
※スリーパーに関しては、手足を完全に覆うと熱がこもりすぎてしまいますので手足が出るものをおすすめいたします。
基本的には寝る前のお布団はお部屋の温度との温度は同じとなっているはずです。
つまり体温よりも冷たい場所なわけです。
私たちがお布団に入ると、最初はヒヤっと冷たい感じがしますよね?
あのヒヤっとが体温を奪われているサインなんです!
布団が暖かいのは、体から奪った熱をキープしてだんだん暖かくなっているんですね。
ということは赤ちゃんをおろしてお布団に触れる時・上からタオルをかけた時というのは、体が冷えないようにしているつもりでその瞬間は一旦冷やしていることになるんです!
この結果が「背中スイッチ」ですね…
あるいはタオルをかけたら起きたというお話もよく聞きますがこれが原因だと思われます。
ではどうするか…
シンプルに先に暖めておきましょう!
ドライヤーなどの道具を使っても良いですし、大人が触れていればその体温で十分です。
一緒に寝る方ならおろす予定の場所に抱っこしたまま座って置いて、お尻がひんやりを感じなくなったら降ろせば良いというだけですね!
こうすることで寝始めでの熱の減少を食い止めて長く寝てもらったり、背中スイッチを予防できれば寝かしつけの負担が減っていくのではないかと思います。
そしてその結果、ママもパパもきちんと睡眠が取れて笑顔でお子さんと接することができる。そんな育児ライフになることをお祈りしております。
ご質問などありましたら、ご来院の際やLINEで友達になっていただいている方はLINEから遠慮なくご連絡ください!
それではまた次回にお会いしましょう!
お相手は中西でした~
